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春日部地区稲門会の新年会・交流会に参加して

 先日(平成30年1月20日),地元の出身大学OBの団体(春日部地区稲門会)が開催した新年会と「若手校友交流会」に初めて参加しました。参加前の勝手なイメージでは30代~40代の参加者も多いのかなと思っていましたが,実際に参加してみると,新年会参加者50数名のうち,30代~40代は少数派で,多くが60代以上の方々で,なかには90代の大先輩もいらっしゃいました。どうやら,OB会では40代は「若手」ということらしいです。
 確かに,50代までは,仕事に忙しく,地元を離れて帰省できない方々も多く,なかなか地元のOB会に参加するのも難しいと思います。また,若いうちは,仕事上の付き合い等が充実しているため,OB会のような集まりに参加しようという意識も生まれないのかもしれません。
 私自身も,20代~30代のときはそうでした。しかし,40歳を迎える頃から,昔を懐かしく思うようになり,昔の友人・知人に会いたいという気持ちが生まれ,ときどき,付き合いのある友人伝いに昔の同級生と連絡を取って,一緒に飲むようになりました。

 みんな考えることは同じなようで,昨年(平成29年)はおもしろいことが重なりました。
 1月には,中学時代に仲の良かった友人(A君)に再会しました。彼とは,大学1年生のとき,中学時代の別の友人(B君)と一緒に,A君の大学の学園祭(三田祭)に訪れて会ったのを最後に会っておらず,連絡先も分からなくなっていたのですが,他の友人伝いでたまたま連絡が取れて,久々に会うことができました。彼とは前々から機会があれば会いたいと思っていたので,とても感動的な再会でした。再会場所は大宮(さいたま市)の叙々苑で,他2人の友人を交えて4人で食事をしたのですが,昔話で盛り上がり,ほとんど焼肉には手を付けず,キノコの盛り合わせしか食べた記憶がありません。
 その後,6月になって,事務所で仕事をしていたところ,突然アポなしで,中学時代の別の友人が事務所に訪ねてきました。インターネットで検索していたところ,私の名前(事務所)を見つけ,その日は偶々近くまで来たので,懐かしくなって事務所に立ち寄ったとのことでした。その友人こそが,大学1年生のとき一緒に三田祭に行ったB君でした。B君は東京大学理学部にまで行った秀才で尊敬していますが,実はそれほど親しい間柄ではなく,今となってはどのような経緯で一緒に三田祭に行ったのかも覚えていません。それでも私を懐かしく思って会いに来てくれたのには大変嬉しく思いました。そこで,早速,1月にA君と再会した話をしたところ,B君もA君に会いたいとのことでしたので,7月に3人で食事をすることになりました。3人の再会場所は渋谷の鉄板焼き店でしたが,ここでも昔話で盛り上がり,ゆっくり食事を楽しむ間もなく,あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。
 さらに,9月になって,事務所で仕事をしていたところ,〇〇と名乗る人物から電話がありました。〇〇というのは私の小学2~3年時の一番の親友(C君)の名前であり,すぐにピンときましたが,「まさか」とは思いました。しかし,その人物はまさにC君でした。インターネットで検索していたところ,私の名前(事務所)を見つけ,懐かしくなって電話をしたとのことでした。私は小学3年生の3学期に転校し,それ以来,彼とは会っていなかったので,B君の来訪以上の懐かしさでした。そこで,早速,日程を調整して10月に池袋のタイ料理店で再会しました。C君とは小学3年生時以来の再会でしたので,A君やB君どころではない変わりようで,当然ながら,幼い子供がおじさんになっていました(お互いさまですが)。ただ,昔の面影があり,すぐに分かりました。彼は,いまや会社役員で,ある分野で自ら複数の特許を持つ技術者です。幼少時代の彼しか知らないので,その彼がこんなに立派な人物になっていたのには感慨無量です。
 A君,B君,C君いずれもそれぞれの世界で活躍されていて,とてもいい刺激になりました。仕事上の付き合いも大切ですが,昔の友人と会うのもいいものです。お互いに利害関係もないので,純粋な気持ちで接することができます。

 話は元に戻って,私としては,「事務所紹介」のページでもお話したように,地元の地域コミュニティの輪を広げていきたいという思いもあって,春日部地区稲門会の新年会に参加しました。ただ,OB会や各種コミュニティのような仕事上の付き合いと関係のない集まりに参加することは,自分の知らない世界の話が聞けたり,新たな発見があったりして,大変おもしろいものです。

 ところで,先日の読売新聞(平成30年1月13日朝刊)の一面に,2040年には単身世帯が全世帯のほぼ4割に達し,特に65歳以上の高齢者の一人暮らしが急増するという記事が掲載されていました。高齢者の一人暮らしが一概に悪いとはいえませんが,問題は,一人暮らしで不自由している高齢者が家族からの支援を受けられないということです。その背景には,この記事が指摘するように,晩婚・未婚や離婚の増加があることは確かですが,それだけでなく,高齢者に家族がいても,仕事上の都合などで遠く離れて暮らさざるを得ないといった事情もあります。
 この記事は,最後に「家族からの支援がない分,企業などのサービスや社会福祉で支えていく必要がある」と指摘しています。しかし,個人の経済的事情や国・地方公共団体の財政などの事情から,高齢者支援をすべて企業のサービスや社会福祉で賄うことは困難です。重度の障害を持つ高齢者の支援などは企業のサービスや社会福祉に頼らざるを得ないとしても,そうでない高齢者の見守りその他支援は,地域社会の協力によって多くの費用をかけずに実現することも可能ではないかと思います。そのためには,日頃からの地域住民の繋がりや協力体制が不可欠です。
 先ほどの地元OB会は一つの例ですが,このような地域の集まりに参加して日頃から地域住民との繋がりを持っておくことは,みんなで高齢化社会を支えていくうえでも大切なことではないでしょうか。

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